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メキシコで開催される死者の日とは?ピンクラグーン等 魅力の観光地も紹介

引用:Steemit

こんばんは♪くまオタkeimyデス(・ω・)☆

メキシコ全土で毎年10月末から開催される「死者の日」 日本のお盆と同様 亡くなった人の魂を迎え偲ぶ伝統行事の様ですが 街中には華やかに彩られたガイコツが並び 賑やかな雰囲気に溢れています 一体なぜメキシコでは死の象徴であるガイコツがポジティブなものとして捉えられているのでしょうか?

今回は このお祭りについて調査していきたいと思います!

あわせてオススメのメキシコ観光地も掲載していきたいと思いますので 最後までお付き合いくださいませ♪

メキシコ 死者の日とは?

メキシコでは 亡くなった人は悲しい思い出として記憶に残るのを嫌がり 死は幸せなことであるべき と考えられている事から お祭りにガイコツが使用されている様です アステカ王国がスペインに征服された後も残った数少ないメキシコ文化のひとつです




アステカ王国とは?

引用:exciteニュース

中央メキシコやメキシコの盆地の事がアステカ王国にあたり 14世紀から16世紀初めにメキシコで栄えた先住民の王国です
アステカ族は元々遊牧民ですが メキシコ高原に定着後は先進諸文化の遺産を継承し 15世紀初めには 現在のメキシコシティーを首都とする大統一国家を建設しました 遺跡・遺物が多く残り さらにスペイン人の記録により その歴史や文化は 中央アメリカ諸文化中 最もよく知られています 軍事的指導者たる国王と神官階級による神政が行われ 象形文字を用い 天体観察にも優れていました 壮麗なピラミッド・神殿・宮殿・美術品を造り 高度の文化を持っていましたが スペイン人コルテスにより1521年に滅ぼされました

その後スペインはアステカ王国の住民から金銀財宝を略奪し 徹底的に首都・テノチティトランを破壊しつくし 遺構の上に植民地ヌエバ・エスパーニャの首都メキシコシティを建設しました 多くの人々が旧大陸から伝わった疫病に感染して その為 地域の人口が激減しました

犠牲者は征服前の人口はおよそ1100万人であったと推測されていますが1600年の人口調査では 先住民の人口は100万程度になっていたそうですスペイン人は暴虐の限りを尽くした上に 疫病により免疫のない先住民は短期間のうちに激減していきました

アステカ王国がわずかな勢力のスペイン人に滅ぼされた理由が 白い肌のケツァルコアトル神が「一の葦」の年に帰還するという伝説があった為 アステカ人達が白人のスペイン人を恐れて抵抗できなかったからだと言われていますが この説については 異論を唱える研究者もおり ケツァルコアトルが白人に似た外観であったというのはスペイン人が書き記した文書にのみ見られる 白人が先住民の支配を正当化すべく後から話を作った可能性があるとも言われています またアステカ側の年代記制作者が わずかな勢力に王国が滅ぼされた事の理由付けとして後から話を作った可能性があるとも言われています

実際の理由としては

  • アステカがそれまで経験してきた戦争は生贄に捧げる捕虜の確保が目的であり敵を生け捕りにしてきたのに対し スペイン人達の戦い方は敵の無力化が目的であり殺害も厭わなかった事や スペインの軍勢の力を見せつける為だった
  • アステカの人々にとっては集団同士の戦いでの勝敗はそれぞれの集団が信仰する神の力の優劣を表していた事
  • スペイン人達は銃や馬で武装しており アステカの軍勢は未知の武器に恐れをなして度々敗走した事
  • スペイン人がアステカに不満を持っていた周辺の民族を味方につけた事
  • モクテソマ王自身が 不吉な出来事や自身が権力の座を失うことなどに不安を募らせ 希望を失って首都を離れ様とし 厭世的な気持ちに捕らわれていた事等がアステカの軍勢の士気をも落としていただろう

等といった見解があります




メキシコ旅行 魅力の観光地

メキシコは世界遺産保有数が世界で第6位の 見どころ盛りだくさんの国です!遺跡巡りもビーチでのんびりも とっても魅力的です♪

★チチェン・イッツァ
★古代都市ウシュマル
★オアハカ
★サンクリストバル
★ピンクラグーン
★カンクンビーチ
★海底美術館

早速それぞれの魅力をご紹介します!




チチェン・イッツァ

引用:世界遺産オンラインガイド

メキシコ・マヤ文明の遺跡で 1988年にユネスコの世界遺産にも登録された貴重な遺跡があり迫力ある巨大なピラミッドで有名です

エルカスティージョと呼ばれるこのピラミッドには ひとつの面に91段の階段があり 4面で364段もあります!




古代都市 ウシュマル

引用:世界遺産オンラインガイド

古典期後期から後古典期にかけてのマヤ文明の遺跡です

遺跡内の建造物は おおよそ紀元700年~1100年の間に建てられたもので 2万5千人ほどが暮らしていたと推測されており 現在も考古学的な研究が進められています

中でも有名なのが 総督の館・魔法使いのピラミッド・尼僧院・大球戯場です




オアハカ

引用:トラベル.JP

メキシコの中で 一番先住民人口が多いオアハカはメキシコの魅力を凝縮した街として 観光客から人気のエリアです

コロニアル建築が並ぶ歴史地区と 先住民が残したモンテアルバン遺跡は 世界文化遺産に登録されているそうで 街歩きをしているだけで とっても楽しめます




サンクリストバル

引用:たびこふれ

マヤ文化の中心地である 魅惑の街「サンクリストバル」は先住民文化を知るのにとても良いエリアだそうです メキシコでは住んでみたい街№1と言われています

周囲が山に囲まれている為 街のどこを歩いても素敵な景色を眺める事ができます のんびり街歩きするだけでも楽しい街ですが 民芸品の宝庫で 周辺には マヤ族の伝統的な村が数多く残っている為 それぞれ別の民族衣装を着た先住民が路上で物売りをしていたり 移住してきた欧米人が路上でアクセサリーを売っていたり 独特で自由な雰囲気です




ピンクラグーン

引用:Instagram

ピンクラグーンのあるユカタン半島は世界屈指の美しいビーチが広がるリゾートエリアで メキシコ湾とカリブ海に挟まれた メキシコ南東部に位置しています

数年前は ほとんど知られていなかった場所ですが Instagramの画像が話題になり 現在は人気スポットになりました

引用:Instagram

ラスコロラダスという小さな港町にある塩湖は ピンク色なんです!その名の通りピンク色に染まった湖は 天然の色とは思えないほど鮮やかで 湖の水がピンクな理由は 湖に生息する赤い色素を持つ藻類と微生物です 湖はかつて塩田として使用されており 白い塩田に光が射すことで 湖水のピンク色がより際立ち 美しい自然のアートとなりました
ピンクラグーンが綺麗にみれるのは メキシコの乾季に当たる11~4月のみ 雨季には湖が濁ったり 湖の水が抜かれてしまう事もなります 鮮やかなピンク色をみるには 乾季の中でも12~2月の 太陽が高く登る正午辺りに行くのがベストです




カンクンビーチ

引用:RETRIP

「カリブの楽園」と言われるカンクンビーチは セレブ達にも愛されており 絶対一度は訪れたいと憧れるビーチです

白い砂浜・ターコイズブルーの海 たまりません!マリンスポーツやイルカと泳いだりする事もできますし 無人島ツアーもあります♪




海底美術館

引用:Trip.com

透き通るようなカンクンビーチの海を生かして作られたのが 海底美術館です 海底の石像はダイビングしないと見れませんが ダイビングしなくてもアートの鑑賞とサンゴや魚達と触れ合えるので とっても人気です

リゾートホテルが多い為 観光客もたくさん居ますので 国内でも比較的治安が良い場所です ナイトスポットも充実しており 周囲の世界遺産へのアクセスも良く メキシコ旅行をお考えの方は メキシコシティかカンクンを選ぶと便利です♪

カンクンからはキューバのハバナに約1時間で行けますので 私はカンクンが一番オススメです!




メキシコ 基本情報

【正式名称】メキシコ合衆国【人口】約1億2600万人
【面積】196万平方キロメートル(日本の約5倍)
【首都】メキシコシティ(Mexico City)
【民族】スペイン系ろ先住民の混血が大半を占めている
【言語】スペイン語
【宗教】カトリック

時差は地域によって異なり

  • 首都は日本よりマイナス15時間(サマータイムはマイナス14時間)
  • 東部はマイナス14時間(サマータイムなし)
  • 山岳部はマイナス16時間(一部地域のサマータイムはマイナス15時間)
  • 太平洋はマイナス17時間(サマータイム時はマイナス16時間)




メキシコの祭りと魅力 まとめ

メキシコは歴史と絶景に恵まれた 太陽の国と言われています 行きたい所が満載なので 長期滞在したいですね!

さて魅力満載のメキシコで開催されている「死者の日」

ガイコツって あまりいいイメージではないですが メキシコでは 亡くなった人は悲しい思い出として記憶に残るのを嫌がり 死は幸せなことであるべき と考えられている事から お祭りにガイコツが使用されている様です

チョット怖いなとも思いますが 日本で例えるならお盆の様な感じでしょうか・・・

国によって価値観や考え方が違いますので いろんな国のお祭りを今後いろいろ調べてみようと思います

最後まで読んでくださり ありがとうございました (・ω・)/